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「待ってろこの野郎」ビジネス編

あの~すいません。この日とこの日、他の仕事入れてもいいですか」

 

「ああ、いいよ、代わりはいくらでもいるから、なんだったらもっと休んでもいいよ、」

 

大手メーカーの専属の協力会社(下請け工事)だった私は、いつもこんなことを言われていました。

 

仕事が多い時は、ちやほやして、仕事量が少なくなると手のひらを返したように

 

態度が一変、

 

「仕事を分けてやってる、いやなら、金額に文句があるなら、他にさせる」

 

この理念を振りかざし、同じ協力会社と競争させ、

 

単価を下げる、ほかの業種でもありがちなことですけど。

 

 

 

 

ある日こんな会話がありました。

 

「あのー、僕たち協力会社なんですから、協力して下さいよ」

 

「何を言うか、お前たちが協力してくれよ、俺たちがつぶれたら、お前たちが困るんだから」

 

いわいる、「売り手主導」の典型的な会話だと思います。

 

 

 

 

 

だったら、私たち工事協力会社(下請け)はどうしたらいいのでしょうか・・・

 

 

 

 

 

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ここで、私の今回お伝えしたい内容が集約されたロゴを紹介します。

 

昔の木村拓哉主演の「エンジン」の中で、

 

木村拓哉さんがかぶっていたヘルメットに合ったロゴです。

 

カメが少し怖い顔をして、「いいね!」サインをしています。

 

でも、よく見てください。そのカメはF1用のヘルメットをもち

 

レーサー用のシューズを身にまとっています。

 

私はこのマークを大切に心の中に育てています。

 

(公開されているので著作権等の障害はないと思います)

 

 

 

 

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私は考えます。先にふれた「売り手主導」からの脱却は

 

大手企業と交渉するカードを自分の中で育てることだと思います。

 

またまた、「そんなのわかってるよ」と思ったそこのあなた。

 

そんなあなたこそ、まだまだチャンスはあるのです。

 

 

 

いろんな職種、いろんな体制があり一概に言い切れないのも実情ですが

 

私は、このロゴを大切にする理由に難局を打開する光があると信じています。

 

 

 

 

 

圧倒的な力に、小さい力が対等に交渉できるようになるまでには

 

やはり、時間が必要だということです。

 

大きな岩も、毎回毎回打ち寄せる波に形を変えます。

 

短期でそれをなしえたとしても、

 

必ずひずみ(敵の発生、誤解の発生)が時がたって

 

必ずマイナスに働き、自分の首を絞めに来ます。

 

 

 

悔しい思い、それも目から涙ではなく血潮がでる悔しさを感じた時

 

その時初めて、人は本当の意味で考えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

私は、独自のオリジナルのホームページを作ることで、

 

直接エンドユーザーにアピールし

 

ゆっくり、徐々にではありますが、下請けの仕事の比率と、

 

エンドユーザ直接の仕事の比率をかえることに成功しました。

 

すると、いろんな面で効果が表れます。

 

 

 

 

 

シャッター業界は特に閉鎖的で、同業者は工務店からの仕事を受けるのが常識でした。

 

エンドユーザーが工務店に依頼し、メーカ―営業がそれを受け、

 

私たちシャッター業者に取り付け、保守管理を発注します。

 

この流れはいわば常識。ここが私にとってチャンスでした。

 

営業は営業に専念、下請けは下請け取り付け工事に専念。これが固い概念となっていました。

 

 

同業他社もホームページを競争のように作りましたが、上記の仕組みが足かせとなり

 

エンドユーザーの直接の見積り依頼に、安価を出せないのです。

 

なぜなら、今までの工務店からの仕事がいただけなくなる可能性が出てきたのです。

 

万が一、取引先の工務店と相見積りとなっていたら、出入り禁止になりかねません。

 

 

そこで、弊社は工務店とのしがらみがなかったので、堂々と安い単価を提示できました。

 

とはいえ、日々の収入も捨てがたいので、

 

下請けも続けながら、その芽をゆっくり育てていきました。

 

平たく言うと、営業ができる取り付け職人という位置付けでしょうか。

 

これは、他にない事だったのです。

 

 

 

 

 

「いいよ、代わりはいくらでもいる」

 

と言っていた、大手メーカーも

 

「ここからの一週間、休ませてください。」

 

「なんや、あてにならんやつやな」 に変わり

 

「来月、半分仕事、開けてください」

 

おまえ、それで大丈夫なんか?」 となり

 

しばらくすると

 

「おまえ、今度はいつ出てこれるのか?」 に移行し

 

最後には

 

「いやー、難しい仕事があってな、君しかできん仕事なんや、一日どうにかならないか」

 

 

 

ここで、一言。

 

「いいですよ、どこかで段取りします。でも、うちは単価が高いですよ・・・」

 

 

 

 

「売り手主導」から「買い手主導」に変わった瞬間です。

 

 

私の場合、この移行期間は2年かけてゆっくり組み立てました。

 

おかげさまで、大手メーカーも味方につけ、今は私の方が製品の買主になっています。

 

敵も作らず、誤解も生まれず、情報も共有し、今では強力なビジネスパートナーです。

 

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ここで、先に述べたロゴの意味が表れてきます。

 

カメが、少し怒って「待ってろこの野郎!」と 今までの常識を超えた準備をしています。

 

カメは、一歩一歩確実にゆっくり進みます。

 

でも、誰よりも早く走る準備をしながら、一歩一歩自分の信じたことに進んでゆく

 

その準備を笑う人もいるでしょう。無理だときめてかかる人もいるでしょう。

 

 

悔しい思いをしたことを忘れず、思いっきり考えて

 

時間をかけて、交渉し、実践し、小さなバントヒットを積み重ねて

 

「しらない間に、気がついたら独立してしまいよった」

 

と、言わせてこそ、ほんとの独立だと私は思います。

 

 

 

 

私は、このロゴを胸に刻み、これからも、新しいジャンルに挑戦しようと考えます。

 

最後まで読んでいたたきありがとうございました。

 

釈迦に説法と存じますがご参考になれば幸いです。ありがとうございました。

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