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シャッター(電動・手動)の構造の要約と耐久年数とお手入れ方法の解説

これから雨の多い日が続く季節です、あるご夫婦の会話からひも解いていきます

父・あー今日は雨か、久しぶりの休み、スポーツクラブでも行って汗をかけば
すかっとして仕事のストレスもすっきりするかもしれないなー

でも待てよ、またあの重たいシャッターをよいしょと上げて
車を出して、傘さして後続の車に焦りながら、シャッターを閉めて
服は濡れるし手は汚れるし、焦るし、その作業を想像するだけで・・・
やっぱり今日はソファーに横になって「そこまで言って委員会」と
「笑点」のパータンに落とし込むか・・・でもなー

でも待てよ、問題はシャッターの開閉が重い事
そもそもうちのシャッターは何年たっているのか、最初からあんなに重たかったっけ
何とか軽くならないものか、となるとシャッターの替え時、寿命っていつなのか
電気製品や車でもいろんな条件で修理のほうが得なのか長い目で見て
新品に取り替えた方が得なのか、いっそ電動シャッターにすればどうなのか
車から降りずにリモコンでシャッターを開閉出来るなーんてことは
私にとってはパラダイスなのだが、果たしてそれは私にとって贅沢な事なのか・・・

 

父 「お母さん、我が家のシャッターの事だけど、この頃急に重くなったよなー」

母 「今頃何言ってるの、私は車での買い物はとっくにあきらめてるは
どーせ、コナミに行こかなーと思ってめんどくさくなっているんでしょ

体鍛えに行くんだから重たいシャッターを上げ下ろしして
そこでトレーニングしたらいいのに、お金かからないわよ・・・( ˘ω˘ )

 

 

父  冷たーい空気が流れ、5分ほどの静寂が私には一時間にすら思えた・・・

父 「いっそのこと、電動シャッターに取り替えてリモコンで開閉出来たら
便利やんな・・・|д゚) 」
母  「ガレージの中もひっくり返ったまま
車大事にするって、最近は外ばっかりで中の掃除は私にまかせっきり
そんなに新しい車でもないし、取られても気づかないような
ガラクタばかり置いてあるガレージの車庫、開けっ放しでも
ええんちゃうん、どうせ濡れるの焦るのって思ってるかもしれないけど
そもそもお父さん、車あと何年乗るつもり、ていうか何年乗って
どこへ行くの、自分の好きな釣りにはそそくさと出ていくくせに
買い物に乗せてって頼んだらあのいやそうな顔、
どんな思考回路で電動にするなんか思いつくかなー
信じられへんは!

父   そこ、そこまで言うの、だったらシャッターあけっぱなしで
家にだれか入ってきたり、ほこりやごみほり込まれたらどうすんねん
シャッターあけっばにしでお前は夜安心して眠れるのか・・

母   溜息(-_-;)  父 テレビ方面をピントの合ってない目でぎょくし

 

 

まあまあ、私もアラウンド還暦、このご夫婦のお気持ちは手に取るように解ります
シャッターに携わって30年、痛い思いや悔しい思いも多々ありました。
ここで、私なりの変わった切り口でしました。お家の防犯設備である
シャッターについて解説していきましょう。

①シャッターの寿命

そもそもシャッターの寿命というものはどういうものなのか
私が考えるに今の時点で修理をして改善した改善費用がかかり、また別の部分で
修理が出る可能性を長期的に考え、新しいシャッターに取り替える初期費用とを鑑み
天秤にかけて、取り替えた方が金額的に得をすると見てとれるシャッターの
状態を指してシャッターの寿命を考えます。

例えば新車のディラー保証は
多くの場合5年もしくは10万キロ、それ以降の修理は基本有償となります
ハイブリット車とガソリン車、新車購入時の価格さは約35万円~40万円
年間15000km走行でリッター130円のガソリン代
ハイブリッドの燃費が16ガソリン車が10としてら5ないし6年で
元が取れる計算となります。15000kは相当走る条件ですが
そんなに走らない人はもっと元が取れない計算となります。
当然その領域はディーラー保証が切れるタイミング
そうなってくると勿論ハイブリットの電池は永遠ではありません、当然電池ですから
性能は延びてくるわけがありません。携帯のバッテリーと同じく
必ず交換時期がきます。突然車が動かなかなるわけではなく
車の性能、すなわち燃費がじわりじわりと悪くなるということ
またEVモードから一気にエンジンモードに切り替わる接点
頻繁に切り替わるのですから5年も6年もたてばいろんな支障が出てくる
と考える方が自然です。飛ぶ鳥を落とす勢いで売れているハイブリッド車
量産体制に入ったのはここ3年程度、勿論、車体の重さ、技術の進歩
車の保管状況そう今日状況いろいろな条件によって個体差は出てきますが
ディーラーの営業マンの、「三回目の車検ですか、そろそろお乗り換えを
お考えになられては、ちょうどローンも終わりますし」の言葉が
変な意味で説得力を増します。その前にはピカピカの新しい自動運転の
かっこいい車のパンフレットにめまいを覚える事でしょう。
その軽いめまいは、あなたの中の 「やっとこれからハイブリッド車を買った
アドパンティジを利用して、ローンも終わって解放されるのに」という思いは
一瞬に吹き飛ばしてしまうほどの魔力を持つことになります。
車社会はこれから激変が予想されます。車の購入は大きな買い物です
家族を含めた大きな決断を迫られるものです。言い換えれば生命保険のように
人生設計を見直し固めて実行に移すことと言っても過言ではありません。
それを人質に日本の経済社会は先ほどの敏腕営業マンの
一言に支えられているのかもしれません。良い悪いは別の話として
日本経済というシステム組織の中で持ちつ持たれつでなり立っているので
なーんか納得いかないなーと思ったあなたは、このまま読みつづけてださい

この話を踏まえてシャッターの寿命について考えていきます
シャッターも車も構造的に共通点があります
それは重たいものをがっちりと固定しなおかつ動かすところは
スムーズに回転させなければいけないと言う所です
よくシャッターの重たくなる原因は中にあるバネの力の低下を
伝えられています。確かにその部分は大きいかもしれません
でも、今回の視点は回転摩耗、キーワードは「ベアリング」
私は趣味で釣りやロードバイクにも乗るのですが
固定されたシャフトの周りを自由に回転するプーリーを支えているのが
ベアリング、いわば鉄球です。シャッターの軸のパイプの周りを
そのベアリングを内蔵したプーリーが回転してそれに固定されている
シャッターを上げ下げすることを構成しています。

私の着目点はこのベアリング、このベアリング(鉄球)が球形が経年劣化よって
歪になり、結果シャフトを削っていく、そしてシャフトに溝を削り
ほっておくとシャフトを折ってしまいます。よくある手動シャッターの修理で
「急にシャッターが動かなくなり、斜めになってにっちもさっちも動かない」
という事例につながります。重たいシャッターを使い続けていると
ある日突然、開閉不能、車の出庫さえままならない事例にもつながりかねません

そこでもう一つのはキーポイントは油です
車は当然オイル交換しますよね、かといって一般の方はに目視できない
シャフトプリー接合部に注油することは不可能です。
では、どうしたら、重たいシャッターを解決できるのか・・・・

 

結論から言います。重くなったシャッターを思ったように軽くすることは
不可能です(”ω”)、重くなる前に手立てが必要なのです。

ここでシャッター(手動・電動)におけるメンテナンスの重要性が絡んできます

ポイントは3つ

①丁寧に扱う
②注油
③お掃除

①丁寧に使う・・・

すべてのものに当てはまる当たり前のことですが、あなたは本当のシャッターの
丁寧な使いかたをご存知でしょうか?

手動シャッターには必ずついているシャッター棒(フック棒)
その先端は当然S字に曲がっていますよね
でもよく見てください。そのS字に曲がっている根元に幅のある
小さな金物がはめ込まれているものがあります。ほとんどの方は
ご存じないものですが、これはシャッターをソーっと押し上げる金物です

あなたも一度フック棒の先をじっくり見てみてください。

一気にドーンと押し上げるのではなく、このフック棒の突起を使って
自分で上がろうとするシャッターをフック棒を使ってコントロール
静かに巻き上げる手助けをするアイテムなのです。

私の経験からしてこのフック棒の使い方を実践されている
シャッターとそうでないものと比べて大幅に前者が開閉のスムーズさを
保持されていると感じます。

そんなこと言ったって、勢いをつけて一気に上げないと
重たくて上がらないよ、っておっしゃる方も多いはず
その時点で一度寿命という点を立ち止まって考えるポイント
かもしれません。

②注油
電化製品は別にして動くものに油は切っても切れない存在です
電動シャッターは特にですが、省電力、省スペースは大きな目標です
よってシャッターボックスもシャッターレールも小さく収めたいもの
車のハンドルの遊びと同じようにシャッターも狭いレールの遊びの中で
右に行ったり左に行ったり動きます。動ききれないところには必ず
摩擦が生じます、そこに油分があるか無いかでは大違い
難を逃れて今度は逆方向に動きその行為を繰り返します
先に述べたベアリング部分も含めて油の重要性はご理解いただけたと思います

では、どんな頻度でどのような種類を、どこに注油すればいいのか

基本はシャッターを閉めてください
シャッターボックスのある方からシャッターのレールとシャッター本体に
まんべんなく全体にさらっとした潤滑油(スプレータイプ)をふんだんに
吹き付けましょう。小さな脚立があれば怪我のない範囲で
高いところにも吹き付けましょう。そしてここがポイント
シャッターが下りているのでシャッターボックス下に内部が
少しだけ垣間見れる隙間ができているはずです
そこに霧状で良いので潤滑油を吹き付けましょう
確かに前に説明したベアリング部分にダイレクトに油は届きません
しかし、湿気と同じようにベアリングのほうが油を探して
取り込むことが解っています。ミクロン単位でベアリングの摩耗は
空気中の湿度や油分で長期的に見て大きく変わってきます。

頻度ですが、あっと思い立った時で結構です。私の感覚では
乾燥する冬場は月に二回~3回、夏場は月に一回程度
いずれも使用頻度、立地条件にもよりますが・・・

一本300円程度の潤滑油スプレー、もったいないと思われるかもしれませんが
手動シャッターは勿論、特に電動シャッターには絶対にお勧めです
私の経験から電気系統、モータートルク系統の故障の根本原因を突き詰めていけば
注油の重要性は絶対に外せないものと考えます。
不具合が起きて、メンテナンスに託せば少なくとも15,000円(出張費含む)を
取られる事を思えば300円のオイルスプレー50本買えます。

電動シャッターボックスの内部は濡れたシャッターを巻き上げても
大丈夫なようにある程度の防水対策は施されています
スプレーオイルをふりすぎてシャッターが故障することはありません
気が付いたらスプレーする、そうなればガレージライフも
快適になると思います。まれに、あのオイルスプレーのにおいが気になる方が
いらっしゃいますが、近年はにおい控えめの潤滑油スプレーも販売されています
是非是非、これでもかっていうくらい油入れてください

③お掃除
ぇ、シャッターって掃除が必要なの(-_-;)と思ったあなた
これも大きな重要性が隠れています。

多くの場合お車を洗ったついでに外からシャッターに水をかけて
乾かして終わりって方も多いはずです

今回の着目点はシャッター内部のお掃除、
外部は雨やほこりなど影響が少ないように設計されていますが
内部は逆に水やほこりがたまりやすい構造になっています
内部の掃除は水かけは厳禁、濡れ雑巾にての拭き掃除になります
シャッターのインターロック(つなぎ目)のところにたまったほこりは
サンドペーパーのようにクリっと回って表面の塗膜を傷つけます
毎回同じところに接触しますので、いわいる巻傷となります

さらに湿気と乾燥を繰り返す中で固形化し異物となり
障害物感知装置が反応、頻繁に下降時途中で止まるという症状が出て
マイコンが覚えてしまい故障につながり部品交換の必要性にも迫られることにも

お天気の良い休日、お車を洗った時についでにシャッターも外部水洗い
お車の水分を吹いたぞうきんをしっかり絞ってシャッター内部も拭き掃除
そしてできる範囲でのシャッターへの注油、こんな機会が月に何回あるかは
オーナー様次第ですが、是非、ガレージライフの一環として
ルーティーンを作っていただければシャッターはいい状態を保てると思います

今までに述べたシャッターのお手入れと注油をしてきたものと
ほったらかしのシャッターでシャッターの寿命を一概に語れるものではありません

今の電動シャッターは私が思うに故障は少なくなってきていると思います
(詳しくは別コラム「電動シャッター10年の歩み、これからの10年」へ)

今までいろんな失敗もありました、この方が良かったかもしれないという後悔も
多々あります。だからこそ条件に合ったシャッターをご提案でき
5年後10年後もメンテナンスお声がけ、追跡現状確認を
努めて初めて見えてくることもあります。情報があふれかえる昨今
本当の意味での積極的ムーブメントとは何でしょうか

先のご夫婦のように、買い物やスポーツジムに行くことを妨げるシャッターは
積極的ムーブメントにはそぐいません。積極的に買い物に行き
積極的に体を鍛え、楽しく旅に出る。趣味の釣りもいいでしょう

いくつまで車乗るつもり・・そんなことはだれにもわかりません
自動運転でハンドルを握らなくても目的地にたどり着ける事が
出来る未来はもうすぐそこです。でも私は、自分の判断で
危ないなっと思ったら免許は返納します。しかし
一日も長く運転できるように、旅に出れるように、釣りに出かけられるように
努力は続けていくのも一つの考え方です。

ガレージを片付け、燃費のいいダウンサイズした車に乗り換え
電動シャッターに取り換え、防犯もしっかり備えて
積極的にアクティブに外に出ていく。そして一度手に入れたものは
愛情をこめて手入れをし、10年15年とお付き合いする
すると多くの場合道具や物は貴方に寄り添ってきます
ガレージといういわばいわば水際、港 そこが快適であれば
おのずと家の中も、家族もそして次の世帯を担う者たちにも
少なからず影響は、何かがつながり育っていきます。

いろんな価値観、人生模様、家族構成、アクティビリティ、多種多様の中
健康で体を作りを日々の生活の中でとりこみ、凛としたものを構築することで
これからの10年20年いや30年いかに過ごすか、どこを目指すか

明日の事はだれにもわからない! 一寸先は闇かもしれない
だからこそ、面白い・・

最後まで読んでいただいてありがとうございます
また、上からの物言い失礼があったとすればご容赦ください

すべての事に共通する軸のようなものを私は大切にしていきたいと
最近になってようやく思い知らされる今日この頃です

ジョイシャッター web担当 能瀬

 

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